記事の目次
サラリーマンができる資産形成の成功パターン
サラリーマンを続けながら、副業を起こして資産形成をする方法の第3弾!
最初から解説していますので、前回の記事を読んでいない方はこちらからです♪
サラリーマンのまま副業で起業
サラリーマンのままで起業するのをススメている理由は
収入を増やすだけではなく、控除枠を増やすためです。
サラリーマンでは使える効果的な控除は少ない。
ガンバって給料が上がっても、それに応じて支払う税金は上がります。
そのせいで、なかなか手取りが増えないシステムです。
資産形成のためにサラリーマンのまま起業して、事業を立ち上げて個人事業主となります。
この時に大事なのがサラリーマンを副業、立ち上げた事業を本業とみなすことです。
事業収入だけでは生活できないので、副業でサラリーマンをしていると切り替えましょう。
理由は、そちらの方にシフトした方が税務署への説得力が増すからです。
本業の事業で食べていけないから、仕方なくサラリーマンをしている人は意外といます。
税務署が経費とみなしてくれる判断基準では、その税務職員の裁量の部分もかなり大きいです。
本業が事業であることを証明できれば、落とせる経費もかなり増える可能性があります。
逆に事業としての実態がないと判断されれば、ほとんど経費としてみなされなくなります。
大事なのは「信用」です。
まだ事業として小さくても、最初から「信用」をコツコツと積み上げていきましょう♪
さて、サラリーマンのまま起業して課税所得を経費で減らし
手取りを最大限に残すことは、前回まで解説してきました。
第3弾のこの記事では、副業で立ち上げる事業の説明をしていきます♪
サラリーマンが立ち上げる事業とは?
税務署に「これはちゃんとした事業である」と認められれば
基本的に立ち上げる事業はどのようなものでもOKです。
ですがサラリーマン生活を維持しながらの副業なので
向いているものと向いていないものがあります。
主な例を挙げていきます。
1.一般事業(商売)でお金を作る
個人でできるレベルの一般事業です。
たとえば弁当屋、バー、カフェ、パン屋、修理や便利屋に本屋に塾講師。
いわゆる一般的な商売ですね。
これらの商売は時間のないサラリーマンにはキビシイです。
人を雇って経営を任せることになるので最初の副業としては、かなりハードルは高いです。
私も店舗事業をしていますが、サラリーマンをやりながら両立できるとは思えません。
店舗型の一般事業はあまりサラリーマンの副業には向いていません。
逆に実店を構えないパターンもありますが、こちらの方をオススメします。
週末だけセミナー講師として講演したり
週末に場所を借りてイベントを開いて参加費として稼ぐサラリーマンもいます。
私の周りのサラリーマンをしながら副業で稼いでいる3人の実例を紹介すると
- 場所借りして絵本の朗読会や音楽イベントで稼ぐ週末プロデューサーサラリーマン
- カメラマンとして結婚式で写真を撮って、編集までしてアルバムにして稼ぐOL
- 元バンドマンで日曜のデパートのイベントで音響の設備設営する人
など、サラリーマンとは別の肩書でそれぞれ稼いでいます。
あなたができる人脈やスキルで、
店舗や人材を抱えない「身動きがとりやすい」副業で稼ぐ方法を考えてみてください。
2,インターネットで副業
ネット起業のメリットは基本的に家で完結できるという点です。
コストもかからず時間のないサラリーマンには大きなアドバンテージとなります。
- 手作り作品の販売
- 海外輸入サイトを利用したビジネス
- メルカリを利用したせどり
- YOUTUBEやSNS、ブログでアフィリエイト
- HP、データ作成や入力作業
- 翻訳家、コンサル
ネットで集客してスキルをお金に換えていきます
今は自分で集客のためのサイトをもたなくても
ココナラなどでお客さんを探せるので、とても便利です。
このようなサイトが普及してくるのを見ると
雇われない生き方が本格化してきていると感じます♪
ネットで稼ぐ無限の可能性
インターネットを利用した稼ぎ方は無限にあります。
趣味を収入にする時代へと変化しています。
- お笑い芸人のヒロシさんが、趣味のキャンプをただただ撮影したyoutubeが大人気です。
- 普通のサラリーマンが週末に居酒屋で食べ飲みしている動画の登録者が10万人
- バイクツーリングの動画も趣味の世界ながらバイク好きにはたまりません。
これらは完全に「好きな趣味」で始めたものなので、続けることにも苦ではありません。
むしろ楽しんでやっていますよね。
今、人気の「旅行ブログ」は旅行好きが現地をレポートをした内容をブログに書いて
広告記事で稼いでいます。
あなたの好きなものを突き詰めて発信することでニッチなファンを獲得できます。
まずは収入になるための種を探しましょう。
ネットビジネスは サラリーマンに一番向いている副業となりますが、一応デメリットもあります。
それは、一般的にはコストがかからない分、落とせる経費が少ないことです。
ですが、まずは事業収入を0から1へすることです。
100円でもいいので、最初の利益を出して、それを大きくしていきましょう!
3,不動産の管理会社で副業
サラリーマンには「信用」という武器があり、これが意外なほど強力です。
その信用を利用して融資を使った副業が事業物件の不動産オーナーです。
参入の心理的ハードルは高いですが業者さんに丸投げできます。
入居者が決まれば、やることも少なく時間もとらない素晴らしいビジネスです。
サラリーマンの肩書きは、日本ではとても強くて銀行の融資も受けやすいです。
良い投資物件を見つけたら、銀行からお金を借りて購入します。
ようするに、人のお金で投資ができるわけです。
この立場を利用しない手はありませんよ♪
不動産は他の投資と違い、価値が急激に下がったりしずらいメリットがあります。
金額が大きい分、参入ハードルは高く感じますが
他のビジネスよりも圧倒的に手がかかず安定収入が見込めるのが最大のメリットです。
最初から不労所得になるという、ある意味最強の副業です。
逆に私のような個人事業主にはとてもシビアです。
なので、サラリーマンのうちに事業物件を購入するための融資を受けておくのも手です。
サラリーマンとしての給料が低くても、
銀行は購入する物件を担保にお金を貸してくれます。
気になる物件を見つけたら、一度銀行へ相談に行ってみてください、意外と融資はおりますよ♪
事業収入を継続化する
経費を使ってサラリーマンが資産形成するためには
ちゃんと事業としての実態、実績が必要になります。
そのためには「続けること」です。
一過性のものは事業と呼べません。
年間20万円以上の収益、月間で2万円弱の収入があれば申告が必要となります。
将来的には、事業収入を大きくしていくわけですが
まずは確定申告ができるくらいまでの期間は特に事業収益を増やすことに集中しましょう。
私の場合は、スマホでお金の作り方を模索していた時期は、空き時間のほとんどを作業に充てていました。
週末や休みは一日中やっていました。
どのビジネスでも初期が大事ですし、勢いがあるうちに軌道に乗せた方がスムーズにいきます。
そして、早めに年間20万円の事業収益をクリアして、確定申告をして事業性をアピールしましょう♪
事業としてみなされるかどうかは、日本では税務署の権限がとても大きいです。
あなたがやっている事業を税務職員がどのように判断するかで、落とせる経費の額も大幅に変わります。
一貫性と正当性という信用が必要になるわけです。
なので、まだ事業収入がすくなくても。継続性としての実績をちゃんと作ることが必要なわけです。
まとめ
サラリーマンのまま起業して、資産形成をするシリーズは次回が最後となります。
サラリーマンが副業をした場合、どのような控除が使えるかを解説します♪